義父：
また母上ちゃんが〇〇教？に使い込んじゃったらしいんだよ、
神棚とか？お布施？とか言っていたから、
やっぱりキャッシュカードは取り上げてくれないか？

主人：
またかよ！
取り上げて持ってくよ！！

あー・・・また始まった。

義父名義のキャッシュカードを取りに主人と義実家へ参りましたが、
リビング脇のお茶の間にその【神教の神棚】らしきものが祀られておりました。
最近までは義父の宗旨と異なる【仏教の神棚】があり、信仰宗教の自由はあるものの、コロコロと祀る対象が変わる事に私も呆れていました。

〇〇の科学？更には〇〇学会？この途中途中に他にもありましたが、
多すぎて名前を思い出せません。
主人、義父、私は無宗教ですが葬儀は義父の菩提寺である宗旨に帰依して執り行いました。

主人：
いい加減にしろって、自分のしてること解ってるの？？
父上のキャッシュカードは父上に返す。

義母：
あんた達に迷惑かけてる訳じゃ無いじゃない！
そうでしょ？！嫁ちゃん！！

私：
いつも父上や母上に頼まれた事をしてるだけだよー。

義母：
わたしのお金なんだから持って行かれたら困るのよ！！

主人：
母上のものではない、父上のものだ！

主人は【神棚】を見た瞬間から度重なる義母の奇行に、
私と同様の思いが込み上げたのでしょう。
その日の義実家での会話はコレ以上でもコレ以下でも無く、
ただただ義母の大きな奇声だけが響き渡っていました。

そして、その夜、義母は泥棒が入ったと警察に通報したのでした。

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